マイカー2号(バイク)は、以前からブレーキがおかしかった。ブレーキフルードの漏れは無いんだけどストロークが不安定と言うか。
具体的な症状としては
①ブレーキレバーを握る
↓
②レバーを奥(?)まで握らないとブレーキが効かない
↓
③もう1回ブレーキレバーを握る
↓
④今度はレバーを軽く握っただけでブレーキが効く
↓
しばらく走ると①に戻る
みたいな感じで非常に乗りにくかった。
とりあえずキャリパーをオーバーホールしたんだけど症状は変わらずだった。
なので今回はマスターシリンダーをオーバーホールしてみた。
写真はいきなり作業中で最大の山場「新品ピストンにパッキンを組み付ける」
下が新品。上のボロボロ具合と比べるとすごく良さそう。
とにかくパッキンを切らないようにピストンに組み付けるのが大変。
ピストンとパッキンにブレーキオイルを塗って滑りやすくするのも当然だけど、今回は使い捨てのフォークを折ってスペシャルツールとした。
つまようじや耳掻きなんかも良さそうだよね。
完成後乗ってみたらストロークがバッチリ安定して凄く良くなった。
結果からこじつけると
マスターシリンダーが古くなる
↓
ピストンが1回に送り出せるブレーキフルードの量が減る
↓
1回目にブレーキレバーを握った時はキャリパー内にブレーキフルードがあんまり入ってないから奥まで握らないとブレーキが効かない。
2回目はキャリパー内にブレーキフルードが充満してるので、少し握っただけでブレーキが効く。
だろうか?
とりあえず同様の症状に悩んでいるひとはマスターシリンダーのオーバーホールにチャレンジしてみよう。